2004年12月25日
駄目なオヤジです
オヤジ、北海道へ行きたいな〜思いがけない息子の言葉に驚いて即座に、うん来年になったら絶対行こうよと答えて、でも仕事は休めるの?うんそれがな〜と思案顔の様子、思えば有給休暇もある筈なのに、これまで全く休めなかった息子に口にこそ出しませんでしたが、常々同情していたのでありました。昨夜はクリスマスイブ、父子で大雑把に切ったケーキを食べながら束の間の会話を楽しみました。
息子と言っても既に30を過ぎたおっさん、そんな会社は早く辞めたら?薬剤師なんだから包丁一本持って渡り歩く板前と同じで、何処へ行っても食えるだろうし...なんて無責任な言葉で息子の出世を妨げる駄目父なのであります。父に似て放浪癖があるのか、以前は天草から話があって行こうと思ってるんだけどと言うものだから、うんそれは良い話だぞ、新鮮な空気の中で毎日海を眺めては新鮮な魚を食べられるなんて最高だよ、なんて自分が釣り糸を垂れて楽しんでいる様を思い浮かべて、最近失恋したに違いない塞ぎこんだ息子を慮るどころか、一人で悦にいっている極楽トンボであります。また敢えて理由を聞かないのも親のやさしさと言うものでしょう。色んな所で生活してみるのも、世帯を持ったらそうは簡単に出来ないから、まぁ色々と探してみる事だな、ついでに嫁さんも。テレビの渡鬼のような長いセリフが、こんな話になると、今までの人生経験が全く生かされない軽薄な言葉で飛び出すのであります。いつもは互いに寡黙な父子ですので、こんな時にこそ良く話を聞いてあげて、長く生きてきた知恵を授けなければ図書館としての役目を果たせない筈なのであります。時代は変わって姥捨伝説は記憶に薄らぎましたが、老人を一人亡くす事は図書館を一つ無くす事に等しいとの西洋の諺に倣って、陳列棚のきらびやかな図書に混じって、決して世の為の貢献もしていないが、時折”いぶし銀”のような庶民の知恵が光る一冊を並べたいのものであります。今年もまた一つ年を重ねますが病も癒えてきたことですし、私自身の自活の道も開けるように先ずは体力強化です。いつまでも息子の枷にならぬよう、そしてロマンとセクシー溢れる爺さんを永遠のテーマとして頑張らねば(笑
Posted by adamo at 07:34│Comments(0)│TrackBack(0)
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